『まだ名刺ができていないのに名刺交換…』
『名刺がないのにどうやって挨拶するの?』
『就活中なのに名刺もらってしまった…どうしよう…』
新人社員や学生の立場で【名刺交換】となると何をしていいのかわからないですよね。
今までに【名刺交換】をしたことがないと、それだけで緊張してしまいます。
就活中の学生であれば「キャリアプラン」と呼ばれる就活向けの授業があってそこで初めて習う方もいらっしゃると思いますが、新社会人となるとちょっと戸惑ってしまいます。
本日はそんな名刺を持っていないときの【名刺交換】についてもらい方やもらうときの言葉添えをご紹介します。
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名刺がないときのもらい方
名刺がないときはおそらく、名刺を持っている人から名刺が差し出されると思います。その前提でレクチャーしていきます。
まず、名刺を差し出されたら、まっすぐ立って相手と視線を合わせましょう。
姿勢を正したら手は、左手で右手を組んで立ちます。
イメージとしては、高級ホテルなどのスタッフのような立ち方です。
相手から「株式会社○○の○○と申します。どうぞよろしくお願いいたします。」と言われながら名刺を差し出されると思います。
この時、相手が少しお辞儀をしながら両手で名刺を渡してくると思います。
とっても丁寧な渡し方に緊張がMAXになるかもしれませんが慌てなくて大丈夫です。
堂々と少しお辞儀をしながら両手で名刺を受け取りましょう。
手を開いたまま受け取るときは指先をきちんと伸ばします。手を少し丸めたまま受け取ってもどちらでもOKです。
丁寧に受け取る気持ちで、名刺を受け取りましょう。
お辞儀の角度は目線が相手の胸辺りになるくらいの角度です。
この時、『頂戴いたします。』と必ず一声かけましょう。
名刺を受け取ったら、一旦顔をあげ、姿勢を戻しましょう。
そしたら初めて自分を名乗ります。
『本日は名刺がなく失礼いたしました。株式会社○○、○○部の、□□です。よろしくお願いします。』と言ってお辞儀をします。
名刺がないときの言葉添え
大まかな流れがわかったところでいくつか言葉添えを紹介したいと思います。
自分が言いやすい言葉を探してみて下さい。
- 『株式会社○○、○○課の○○です。名刺がない中失礼いたします。どうぞよろしくお願いいたします。』
- 『名刺を持たず失礼します。株式会社○○、○○課の○○です。どうぞよろしくお願いいたします。』
- 『本日は名刺を持ち合わせておらず申し訳ありません。株式会社○○、○○課の○○です。どうぞよろしくお願いいたします。』
- 『お名刺頂戴いたします。○○大学○○学科の○○です。名刺を持っておらず失礼いたします。本日はよろしくお願いいたします。』
- 『株式会社○○の○○です。本日はよろしくお願いいたします。名刺を持っておらず失礼いたします。』
基本的に日本のビジネスでは名刺交換で始まります。ですから名刺がない事自体は悪いことではないのですが、少し礼節に欠けます。
ですので言葉添えするときのポイントは『名刺がなくて礼を欠きます。(失礼します)』という心持を表す言葉が出てくればOKです。
もし名刺を持ったら
名刺を持ったら、渡せていなかった相手に渡す機会が出てくると思います。
その時は堂々と名刺を渡して改めて自分を紹介しましょう。自分を2回も紹介できるなんて覚えてもらえるチャンスかもしれませんよ!
改めて名刺を渡すときは以下のような感じで言葉を添えてみてください。
- 『先日は名刺がなく失礼いたしました。改めまして株式会社○○の○○です。今後ともよろしくお願いいたします』
- 『前回はお恥ずかしいところ失礼いたしました。株式会社○○の○○です。今後ともどうぞよろしくお願いいたします』
- 『改めまして名刺を交換させていただきます。株式会社○○の○○です。よろしくお願いいたします』
名刺をもらうときに見られていること
名刺がないときの名刺交換は本当に緊張しますよね。特に上司や先輩は名刺ができているのに新入社員や転職組で名刺が間に合っていないときは余計にドキドキしたことを筆者も覚えています。
名刺を持っていようが、持っていなかろうが、名刺を通じで見られていることは何だとおもいますか?
ありきたりですが『声に出して自分を紹介できるか』つまり『挨拶』ができる人なのかどうか。
これを相手方は見ています。
例え名刺を持っていても、なんだかモジモジして声が小さい人と名刺交換をしていてもドン引きですよね。(笑)
ですから名刺交換で大切なのは『挨拶』あなたとコミュニケーションとりたいですよ!という気持ちが伝われば良いと筆者は思います。
名刺ってみんな持っている?
素朴な疑問ですが世間一般で名刺を持っている人はどの程度いるのか考えてみました。
株式会社の正社員であれば名刺は99%持っていると思います。ですが、正社員でなかったり営業ほど他社と関わることが少ないと『名刺』を持っている人は少ないかもしれません。
もっと広げて考えれば、世間の主婦や主夫。定年退職した人、アルバイト・パートの人など、会社によって必要性がなければ名刺を作らない。という会社もあります。
なので、会社から名刺をもらうことのほうがもしかしたら一部の人になるかもしれません。
名刺をもらうときは、人生でも貴重な機会と思って名刺をもらえると良いですね。
まとめ
名刺を持っていな時の言葉添えなどについてご紹介いたしました。
名刺を持っていないときにもらうときは、姿勢よくたち、丁寧にもらう気持ちで『頂戴いたします』と言葉を添えましょう
言葉添えは、『名刺がなくて礼を欠きます。(失礼します)』という心持を表す言葉がを考えてみましょう。
名刺を持ったら改めて自分の名刺を渡しましょう。
名刺交換で見られていることは『挨拶』コミュニケーションができる人かどうか。
名刺自体はビジネスでの範囲かもしれませんが貴重な機会と思って受け取りましょう。
あなたの名刺交換での印象で今後のやり取りが始まります!どうか緊張せずに堂々と受け取り、この記事を参考に自分のスタイルを確立していってください!