『子育てが辛い…』
『毎日子供を叱ってばっかり…』
『子育て合っているの?』
そんな不安、何とも言えない悲しさを感じることはないでしょうか。
子育てには答えがない!と言われても現実的に子供を育てていると、身も心も八方ふさがりに感じてしまう時もあります。
そんなママたちの為に、知っておきたい10の対策をご紹介したいと思います!
Contents
知っておきたい10の対策
・子育てから逃げたい…その気持ちを否定しないで
『もうヤダ…。逃げたい。』そんな気持ちが湧き上がってきたら
『こんなこと思うなんて親としてどうなんだ!』と思う前に、
自分に優しく『あー逃げたいんだな…。なんかわからないけど、とにかく、もう嫌だなって思っているんだな。』こんな風に自分の感じたことに自分で味方をしてみてください。
初めのうちはうまくいかないかもしれませんが、まず自分が感じた気持ちをそのまま自分が感じてみましょう。
これは心理学的な要素ですが、逃げたい、辛いという感情を放置していると次は怒りが沸きあがり、周囲に当たり散らしてしまうことがあります。自分の気持ちをしっかりと自分自身が認識することで状況はすぐに変わらなくても、心に隙間ほどですがゆとりが生まれます。
子供の前で泣いたっていいです。泣くことや自分の感じたことを否定しないでください。
・『母親』というハードルを下げよう!
子育てをしていると周囲のママ達のステータスの高さに負い目を感じてしまいませんか?
毎朝、洗濯 お弁当作り 夕飯の下ごしらえ 朝食の準備 子供準備 土日のイベント参加 しかも小綺麗…などなど。
毎朝5時に起きて準備しているわ!なんて言うママ友がいると自分自身がいかに未熟者なのか感じてしまいますよね。ですが、よく考えてください。
その人は朝5時に起きて 洗濯 お弁当作り 夕飯の下ごしらえ 朝食の準備 子供準備…などなど。をこなすのが快感な人です。私はパーフェクトウーマン!を目指している方なら頑張れるかもしれません。
ですが、実際そんな風にすべてやれる人はたくさんいないです。
いたとしても主婦歴が少し長い方だったりしませんか?大変な乳幼児期のお子さんがいない、すでに年が上の兄弟がいる、周囲からのサポートが手厚い、そもそも家事全般の対応力が高かい…自分自身が置かれている状況と全く同じではないと思います。
ですから、自分が『理想の母親』と思う人がいても、本当にそれが今の自分自身が目指す姿なのか少し考え直してみてもいいのではないでしょうか。
・自分の為に手を抜こう
食事は絶対手作り!一汁三菜!毎日掃除をする!などなど、自分の中でマイルールがありませんか?
マイルールなだけに、できなかった時の自分自身に対する残念感と言ったらたまりませんね。
そんな出来なかった自分自身を罰するよりも、ちょっと夕飯のおかずを買ってみる。冷凍品を温める。洗濯しない。お風呂を休む。子供の相手を適当にしてみる等。
自分の為に少しでも手を抜いてみませんか?たぶん毎日お惣菜を買うような事にはならないと思いますので(笑)。自分の為に手を抜いて、気持ちを楽にしましょう!
夕食を手作りしただけであなたは100点です!
・子供と距離をとろう
子育てから逃げたい。そんな気持ちを感じる人は間違いなく子どもと過ごしている時間がものすごーく長いのではないでしょうか?
かわいい子供と言えども、24時間365日、1日12時間7日連続、一人で相手をしていたら気が滅入っちゃいますよね。
そんな状態になるのは自然な流れです。バイトのシフトに入っている日数と思ってください。無謀だと思いませんか?(笑)
少しでも良いので子供から離れましょう。
『そんな事したら親として失格なんでは…』『みんなそうやって乗り越えていっているんでしょ!?』と思われるかもしれませんが、それは違います。
乗り越えるというよりは流れるままに…というのが本当のところではないでしょうか。
とにかく子供との距離を取りましょう。子供は大丈夫です。人と距離をとる練習をしていると考えてみてください。
・一人で至福の時間を過ごす。食べる→寝る とにかく休む
あなたにとって、今一番、体から力が抜けることは何ですか?
たくさん寝ること、スタバで時間を過ごすこと、テレビをずーーっと見ること、映画をみること、外で元気よく遊ぶこと、本を読むこと、音楽を聴くこと、何も考えない時間を持つこと…ラーメン屋・立ち食いそばに行くこと(笑)などなど。
一人になったらやりたいことありませんか?時間に制限があるかもしれませんが、一人で自分自身が至福と感じる時間を10分でも良いので過ごしてみてください。それだけあなたは頑張っているんです。
・大人だけの楽しみに参加する
先ほど一人の時間を過ごすことを書きましたが、人によっては一人にならず、誰かと過ごすことで子育てから逃げたい…そんな気持ちを和らげることもできます。
パートナーと二人で優雅な食事に出かけたり、同級生と遊んだり…急に子供から離れると変な感じがする方もいると思います(笑)
ですので、その時は思いっきり大人だけの時間を過ごして楽しみましょう!
・預け先を考える
市区町村が展開しているママサポートや保育園の一時預かりなどはご承知の通りだと思いますが、最近では民間のベビーシッターにお願いするご家庭が増えてきています。
特にベビーシッターは日本ではまだまだ見慣れない存在ですし認知度も高くありませんが、利用者数はジワジワと伸びてきています。
夜ゆっくり寝たいから、買い物に行きたいから、美容院に行きたいから…そんな些細な理由をきっかけにベビーシッターをお願いするご家庭もあります。
2時間から預かりを受け付けているベビーシッター企業もあります。ご両親やパートナーが頼れないときなどは民間のベビーシッターや市役所の子育て支援を利用してみてください。
・パートナーの協力
一人で家事、子供の相手、両家の間を取り持ったりしていませんか?
日本の子育てはそもそも江戸時代では16~20歳前後で出産し、40代前後の祖父母が面倒をみる、いわば体力ありきの状態で子育てをしていました。
その時代に比べると現代では随分差がありますよね。核家族化が進み、パートナーはもはや会社から帰れない…。自分自身も仕事をしていて精一杯。
そんな状態ではいつまでたっても状況は変えられません。自分が子育てをしていて孤独感を感じていて辛い。母親として一人で育てているようで自信がない。毎日泣き声を聞くと自分が責任をとらされているように感じて逃げたい。
そんな逃げ出したくなる辛さ、悲しみをパートナーに伝えましょう。
そして、どのように協力してもらえると自分自身が大切にされていると感じるのか具体的に伝えましょう。
ご飯を作ってほしい。買い物は一緒に行ってほしい。週に一回でも良いから早く帰ってお風呂に入れてほしい。週に一度は12時間寝かせてほしい。労ってほしい。
…パートナーによっては結構難しいこともあるかもしれませんが(笑)、本当に本当に、言わないことには相手には伝わりません。勇気を出して話してみましょう!話しづらいときは文章にしてみるのも方法ですね。
・本当に辛いときは病院やカウンセリング
訳もなく涙が出る。何をやっても楽しめない。家事ができない。そもそも笑っていない。食べる気力がない。眠りが浅い。そんな状態に陥ってしまってませんか?
こんな状態が1か月も2か月も3ヶ月も続いていたら普通の明るいあなたではないですよね。
本当に辛いときは病院へ勇気を出していきましょう。カウンセリングを受けるのも良いですね。
特に子育て支援をしている自治体では子育てママ達と臨床心理士の方が同席して、子育てに関して気持ちを共有し、わからないことは教えてもらう。そんな支援も行っています。乳児期の子供は保育士がその場で預かるというような支援スタイルもあります。
病院に行くなんて抵抗感がものすごく強いと思いますが、病院やカウンセリングは『あなたの存在・やり方が悪い!』とジャッジをする場所ではありません。
辛い状態を続けていることに良いことがありそうですか?本当に辛いかどうかはあなた自身でしかわかりません。
自分の状態を客観的に診てもらい、状況を把握する手助けをしてもらいましょう!
・周りが言ってくることは気にしないで
子育てをしていると、ついつい周囲の人も良かれと思ってアドバイスという小言をしてきてくれますよね(笑)
この対策を読んでいる人の中にも、この対策違くない?と思うことがあったと思います。
その『これは違うでしょ!』と思ったその感覚を大切にしてください。いくら周りが良いと思ったことでも、全てアドバイスとして聞かなくて良いです。
特に両親・義両親、見ず知らずのお爺ちゃん・お婆ちゃんから言われることなんて気にしないでください。
何といっても時代が違いますから!(笑)子育てしているママが『良いな』と思ったことを実践していってください。
まとめ
子育てから逃げたいという気持ちになるまで、あなたは子育てに取り組んでいるんです。
命に対して誠心誠意、責任の重さを感じて身も心も捧げているんです。どうかそのことを自分自身が一番理解して、味方になってあげてください。
今回ご紹介した子育ての対策の他にももっとたくさんの対策があると思います。
子育ては ヘラヘラと笑って、楽しそうにしているママの方が子供たちもきっと嬉しいと思います。
ぜひあなたの心コップの水位が減ってくれたら幸いです。