『餃子、ハンバーグ、作りたいけど蓋がない…。できるかな?』
『一人暮らし。フライパン買ったけど、蓋は買いたくないな…』
こんな風に、 フライパンの蓋 がないのにちょっと手の込んだお料理をしたくなることってありますよね。
特に一人暮らしだとフライパンの蓋を使うより、炒め物をチャッチャッと済ませる方が多いのではないでしょうか。
そこで本日はフライパンの蓋がないときの対処方法について調べてみました!
Contents
フライパンの蓋の役割
フライパンの蓋はそもそもどんな役割を持っているのでしょうか。
それは、『火の強さ』と『火にかける時間』を効率的にするからです。
水分をある程度飛ばして濃度を高めたい時は、ふたをせずに、強火。
逆に、味を濃くしたくない時は、ふたをしてじっくり弱火で煮込み、ふたの内側についた蒸気による水分が垂れて煮汁に戻り、蒸発を抑えることが出来ます。
蓋をする・・・
温度が上がる⇒火が通りやすい⇒水分が蒸発しにくい⇒煮崩れもしやすい⇒煮汁が多く水っぽくなる
蓋をしない・・・
温度が上がりにくい⇒火が通りにくい⇒水分が蒸発する⇒煮汁が煮詰まる
あと、煮物は火を止めて冷める間に味がしみます。
総合的に考えると、
食材に完全に火が通る直前までは蓋をする。あとは蓋を開けて煮汁を煮詰めて煮汁の量や味を調節し、煮物などは特に冷まして味をしみこませると良いですよ。
フライパンの蓋での注意!
強火で一気に煮込んでいるときに、蓋をしていると鍋の中の液体温度が急激に上がってしまうので噴出しやすくなります。蓋が揺れるような感じですね。
その時は、火を弱めてから、蓋を開けて中を確認しましょう!
熱いので中身はグツグツして、少しはねやすいので注意してください。
危ないと思う前に、前もって『ミトン』や『軍手』など手を保護する準備をしておきましょう!
フライパンの蓋変わりになる道具
アルミホイル
一人暮らしの方だと持ってない!ということがありそうですが、『アルミホイル』はコンビニやスーパーなどどこでも手に入り、何かと便利です!
なので一つは持っていると良いでしょう。
フライパンの蓋の代わりとして使うときは、フライパンのサイズよりも大きめにアルミホイルを用意しましょう。
大きすぎるときは2枚に分け、重ね合わせるようにして使ってください。
フライパンの蓋をするためにピッタリフライパンと密着すると危険です。
上から、ふわっとかぶせるくらいにして、必ず自分がとれる部分などを用意しておきましょう。
金属製・ ステンレス製の大きなボウル
プラスチック製のボールはダメですよ!
必ず、ステンレス製(金属製)のボールを用意してください。
ボールの大きさとフライパンの大きさをチェックしてくださいね。
ボールはフライパンより大きくてもOKですし、小さい場合はフライパンの焼く底面とくっつくくらいが良いですね。
こちらも熱くなると取れないことがあるのでしっかりとミトンや濡れた台布巾、軍手などを用意して、両手でとれるように準備していきましょう!
他のフライパン
もう一つフライパンがあれば、そのフライパンをそのまま被せても良いですね!
見栄えは悪いしちょっと抵抗はあるかもしれませんが、フライパンの底(火があたる部分)を乗せる方が安定して蓋になります。
焼く方のフライパンが小さければ大きいフライパンの焼く面(中の方)をかぶせるように使っても良いですね(^^♪
クッキングシート
焼き菓子やケーキなどをオーブンなどで焼くときに使うシートを使うのはどうでしょうか?
アルミホイルより割と大きいサイズで売っていますし、一回使ったら次使うのは難しいので使い捨て行くのが良いでしょう。
使い方は、フライパンが被るくらいの大きさにして使いましょう。
とても軽いので丸まりやすいので四角形に折ってから広げたり、反対向きに丸めたりしてから使いましょう。
フライパンの外にはみ出てしまうと火加減によっては火がついて燃える可能性があるので余ったクッキングシートの部分はフライパンの中に入れましょうね。
クッキングペーパー
クッキングペーパーと聞くと、ペーパータオルのような印象を持たれるかもしれませんが、
私がおすすめなのはリードクッキングペーパーです!
このペーパーはクッキングシートとほぼ同じ役割を果たすのでどうしても、フライパンの蓋がないときは使えると思います!
特に油の吸収が良いので油を使う料理をヘルシーにしてくれますよ。
ハンバーグなどにはもしかするとくっつきやすくなるので注意が必要です。
大きな鍋や鍋の蓋
ご自宅にお鍋はありませんか?大きな鍋の蓋ならフライパンの蓋としてもすぐに使えますね。
それにもし、鍋があればサイズ次第ですが被せて使うこともできますよ!
木製のまな板
最近はインスタやおしゃれなレストランで木製のお皿にお料理が盛り付けられて出てくることがありますよね。
そういったまな板があれば、蓋としても活用できると思います!
ただし絶対プラスチックのまな板はやめてくださいね!溶けて危険です。
木製のまな板を使うときの注意点は、まな板の方に焦げた跡が付く可能性が高いです。
ですので本当にお気に入りの場合は要検討してください。
また表面加工されている可能性もあるのでよく見てから使ってください。
耐熱皿
フライパンのサイズにもよりますが、オーブンなどで使う、耐熱皿などを使ってみるのはどうでしょうか。
普通のお皿やガラスのお皿は温度に耐えられないので割れてしまう恐れがあります。
使うときは目を離さず、手にはミトンなどを用意しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フライパンがないと焦ってしまいますが、まずは落ち着いて身の回りにある台所用品をチェックしましょう。
優先順位はフライパンや金属製のボール、鍋の蓋、など調理器具から調査してみてください。
次は、消耗品のアルミホイルやクッキングシート、クッキングペーパーなどを探してみましょう。
使うときは必ず、手をやけどしないようにミトンや軍手など手を保護して、焼いている途中で目を離さないことが大切です。
素敵なお料理作りの時間をお過ごしくださいね!