『歯が当たって授乳時間がシンドイ…』
『乳首が切れそうなくらい痛い』
初めてのママにとって赤ちゃんとの授乳時間は特別な時間ですね。
発育は嬉しいですが、授乳中に痛みが出ると授乳がおっくうになってしまいます。
そんなママたちのために赤ちゃんに噛まれるのを防ぐ4つの方法をご紹介いたします。
Contents
赤ちゃんにかまれるのを防ぐ4つの方法
・歯が当たると痛いことを伝えよう
まずは何よりも『お母さんだって痛い』ということを伝えましょう。
赤ちゃんといえども人ですので気持ちをきちんと伝えると伝わります。
伝える回数は多いかもしれませんが母と子でコミュニケーションをとることをお勧めします。
『母なんだから耐えなければ…』なんて思う必要はありません。
お互い人間です。誠意をもって伝えましょう。
【伝え方】
・噛まれたら即中断する
痛いなと思ったら、赤ちゃんの口に指を入れ授乳をいったん中断しましょう。痛いまま続ける必要はありません。
・真剣に訴える
「今の痛かったよ」「ママそれされると痛いな」「○○ちゃん痛いよ」そんな感じで声をかけてみてください。言葉は短くてもかまいません。『ママが痛いんだ』ということが赤ちゃんに伝われば十分です。
「痛い!」と反射的に言ってもいいと思います。だって痛いんですもん(笑)
・伝え終えたらフォローを
赤ちゃんの視点にたって気持ちを想像してみましょう。
至福の授乳タイムが途中で中断していますので少しびっくりしているかもしれません。生まれて初めての出来事を経験したかもしれません。
「気持ちを聞いてくれてありがとう」と伝える。ただただ抱きしめてあげるのも良いと思います。
ママでしかできない愛情を伝えてフォローすると良いですね。
赤ちゃんに「あなたが大切だよ」という気持ちでフォローしてみましょう。
歯固めで予防しよう
歯が生え始めたのでムズムズしてかゆいのかも知れません。
歯というものがどんなものなのか試してみたいのかも知れません。
赤ちゃんが好きそうな噛み心地が良いものをいくつか試してみましょう。私も実際、歯固めのおもちゃが5個くらい家にありました(笑)
乳頭保護機(ニップル)やミルクで対応
乳首がケガをするくらいなら潔く乳頭保護機(ニップル)やミルクで対応しましょう。
ちょっと手間を感じるかもしれませんが母乳はママの血液が原料ですから必然的に身を削って授乳しています。
ママの体内にある血液をしっかりタンクして体も心も休みましょう!
飲ませる体勢や方向を変える
普段同じ姿勢で授乳を続けているなら、姿勢を変えてみることで歯が当たる部分を変えられるかもしれません。
授乳を毎回同じ方向から始めているのであれば、逆方向から試してみましょう。
赤ちゃんは飲み始めの吸う力が強いため、乳首へ強い力がかかるのを分散させることで、少しでもダメージを和らげることができます。
赤ちゃんにかまれた時のケア
もし乳首や母乳が出る乳頭が広がって痛かったたら、遠慮せず、ケアをして傷を治しましょう。
軟膏を塗る
馬油や羊脂の軟膏をを使った乳頭ケア用の軟膏が売られており、赤ちゃんの口に入っても問題ないとされています。
心配な方は出産した病院・産院などに問い合わせて対応や判断を仰ぐのもいいですね。
病院・産院によっては母乳外来というのもあり、母乳に関して気兼ねなく相談できますよ。
水洗い、ガーゼで拭く
消毒薬の入った洗浄綿で拭きすぎると、皮膚の常在菌や角質を取り過ぎてしまうので、乳首は水洗いするか、水を浸した清潔なガーゼやティッシュで軽く拭く程度にしておきましょう。
赤ちゃんが噛む原因
歯がかゆくて噛んでしまうというのはよく聞く話ですが、そのほかにも赤ちゃんが噛む理由はあるようです。
噛む原因 | 赤ちゃんの気持ち |
ママが「TV・スマホをしながら授乳」をしている | 自分を見てほしい |
浅飲みになっている | 乳首の加え方が浅い |
遊び飲みをする | 甘噛みしている |
腹が空いていない | 飲みたくない、ただしゃぶりたい |
赤ちゃんはまだ日本語を話せないので、本当のところはわかりませんが(笑)
原因がどのタイプなのか、授乳中の様子をよく見ると何かきっかけがあるかもしれませんね。
まとめ
授乳中歯があたる対応についてご紹介いたしました。
授乳中歯が当たるときの対応は
- 痛いとしっかり伝える
- 歯固めで遊んでもらう
- 乳頭保護機(ニップル)やミルクで母乳を休ませる
- 飲ませる向きや抱き方を変えてみる
乳首がケガしてしまったときは赤ちゃんに遠慮せずしっかりケアする
授乳中歯が当たる原因は特定できない。
実は、私の子供は生まれた時から歯がありました…(笑)
本当にうっすらと下の前歯が見えていて2週間目の検診時に
小児科の先生から「おぉ~歯だね~」とお褒めの言葉をいただきました(笑)
出産直後から乳頭保護機(ニップル)を使っていたこともあり、歯が当たるママたちの頑張りは感慨深いです。
せっかくの授乳時間をゆったりできるように、まずはママ自身が自分を大事にしていきましょう!