『干し芋が固くなってきた・・・』
『捨てるのはもったいない…』
『食べ方がワンパターン。何かおいしく食べられないかな?』
こんな風にせっかく買ったけど食べ進められず
干し芋が固くなってしまった、余ってしまったことはありませんか?
そんな人のために今回は干し芋の食べ方が柔らかくなる方法と干し芋レシピを紹介します!
いつでも柔らかくおいしく食べましょう!
Contents
干し芋を柔らかくする方法
固くなってしまった干し芋…。一体どうやったら柔らかくなるのでしょうか。
調べると大きく3つの方法がありました。
・水分(お水・牛乳など)を含ませ、ラップに包んでレンジで温める
ここで言う、水分を含ませるとは大まかな目安として
干し芋全体を軽くお水で濡らすという感じです。
蛇口でお水を出しながら、ザーッと軽く干し芋を洗い流すような感じで全体を軽く濡らすことを指しています。
牛乳の場合も同様にコップなどに牛乳を入れ、干し芋全体が、一度牛乳の中に浸るようなイメージです。
電子レンジで肉まんを温めるときに肉まんを濡らすような感覚です。
ラップで巻くときも、少しふんわり(ゆるく)包んで、耐熱皿の上にのせて温めると良いかもしれません。また、電子レンジで使えるシリコンスチーマーを使って温めるのも良いですね。
電子レンジで温めるときは、電子レンジのメーカーによって違いがありますが
500Wで20秒ほど温めるので十分かと思います。
温めが足りない場合は同じワット数で10秒程再加熱を試してみてください。
温めすぎると電子レンジで再び固くさせてしまうので、温めすぎにはご注意ください。
・固くなった干し芋をそのままトースターやグリル等で軽く焼く(温める)
オーブントースターやコンロのグリルを使ってあぶるだけでも柔らかくなります!
端の部分などが少し焦げるくらい加熱するとアツアツの柔らかいお芋になるようです。
・水分を含ませた状態で一定時間放置する。
お箸などで刺すと崩れるくらい柔らかくするとなると
およそ一晩(約12時間)浸す必要があります。
ヨーグルトに2時間ほどつけても、干し芋の固さは残ることがありますので、どの柔らかさを目指しているかで水分を含ませる時間が変わってきますね。
絶品☆アレンジレシピ
それでは簡単なアレンジレシピから本格お菓子まで!
おいしいアレンジレシピをご紹介します!
簡単アレンジ編
・干し芋とチーズを一緒に食べる
干し芋と牛乳の組み合わせみたいですが(笑)
6Pチーズのようなプロセスチーズと一緒に干し芋を食べる方法ですね。
ひと手間アレンジ編
普通に食べても美味しい干し芋、塩バターでさらに甘さが引き立ちます!
数日過ぎると「干し芋」はくっついてかたくなります。でも、天ぷらにすると柔らかでおいしく生まれ変わります。捨てないで!
塩や砂糖をまぶして食べるとさらに良さそうです!
がっつりアレンジ編
お菓子から夕飯のおかずまで!アレンジの幅は無限大です!
しっかりアレンジをすると、離乳食や幼児食、おやつにも喜ばれそうです!
2月頃であればバレンタインデーのお菓子作りにも使えそうですね。
干し芋が固くなる原因
さて、そもそも干し芋が固くなる原因には何が考えられるのでしょうか。
それは、大きく分けて2つのことが考えられるようです。
- お芋の生育状況による違い
近年の天候のように夏に雨が少なく、暑い日が続くと水分量が少ない状態で生育したお芋が育ってしまいます。
すると、筋っぽく、硬めの干しいもとなってしまうことがあるようです。
夏の朝晩にしっかり雨が降るような気候で、育ったお芋は水分がしっかり含まれ、加工していく中でも美味しさだけが凝縮された、干し芋になるようです。
お芋1つ1つの生育状況によって個性が違う干し芋になるのですね。
- 保存している間に起こる乾燥
常温で保存の場合、冬場は家の中でも空気が特に乾燥していますので勝手に乾燥していってしまいます。
冷蔵庫の中も湿度が20~30%前後と言われているため冷えすぎた冷蔵室での長時間の保存は、ますます乾燥を招いてしまいます。
まるでお肌のようですね…(笑)
干し芋の保存方法と長期保存方法
1番良いとされているのが、冷暗所と言われるような場所です。(冷暗所とは、直射日光が当たらない、定温で気温が10℃以下の場所。)
つまり、現代言えば 冷蔵庫 での保管です。
私が使っている日立の冷蔵庫の温度の目安だと
冷蔵室 約2℃~6℃
真空チルドルーム 約-1℃~+1℃
製氷室 約-20℃~-18℃
冷凍室 約-20℃~-18℃
野菜室 約3℃~7℃
調査条件:冷蔵庫の周囲温度約30℃、温度設定を「中」設定、食品を入れずにドアを閉め、安定したときの温度
参考URL 日立の家電品お客様サポート http://kadenfan.hitachi.co.jp/support/rei/q_a/a86.html
冷蔵庫の中でも 冷蔵室 または 野菜室 がそのまま食べて保管するには最適のようです。
しかし、固くなる原因でもお伝えした通り冷えすぎた冷蔵室では乾燥を再び招いてしまいます。保存するときは 野菜室 の方が良いかもしれません。
また、ラップに1枚ずつ包んで、密封が出来る保存袋に入れて保存するとより良いかもしれませんね。
長期保存するときは冷凍保存!
冷凍保存ですと、半年前後は十分に美味しく食べることができるようです。
保存方法は冷蔵室での保存と同じようにラップやアルミホイルに1枚ずつ包んで密閉袋に入れて保存すると乾燥や冷凍焼けも防げるみたいです。
ただし、解凍方法にはご注意ください。
急激な解凍をすると干しいも(乾燥いも)表面が結露し、
その水分がカビの原因になる場合があります。
なので、冷蔵庫・野菜室などの冷暗所で12時間前後、一次解凍してから食べましょう。
とは言ってもトースターなどで直接温めて食べる人もいると思いますので(笑)
解凍具合を見ながら自分で調節してお召し上がりください!
まとめ
いかがだっでしょうか。
干し芋を柔らかくする方法から保存方法までご紹介いたしました。
まとめると
柔らかくする方法は、水分を含ませ、温めること
干し芋のアレンジレシピは無限大!
固くなる原因は、芋自身の水分量・保存の仕方
保存するときは、野菜室や冷蔵室。さらに密閉袋等で保存するとよりGOOD!
ということでした。
お芋をそのまま、乾燥させて作っているっている干し芋。
もともとは冬場の保存食です。日本の自然の力を有効に使った日本人の知恵の結晶ですね。
大人から子供までおいしく食べられる干し芋。
ぜひこの冬ご家族で温まりながらお召し上がりください!
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干し芋について参考にしたサイトはこちらです↓
株式会社マルヒ
https://www.maruhi.co.jp/shittehosii.htm